2011年8月23日火曜日

8/22(月) ママさんバレーチームの「あすなろ」さん訪問

 昨年からコーチに行きますよ、と約束していた栃木県真岡市の「あすなろ」ママさんチームにこの夜やっと行ってきた。電車では不便な土地なので、車で行ってきた。
 練習開始は7:30から。練習会場は、市内の中村小学校。体育館の1/3が暗かったので、節電ですかと聞いたところ、「いいえ、故障です」との返事。夜の体育館開放の管理者である教育委員会に連絡して明かりを付けて頂くようにお願いしてくださいね、とまずは練習環境整備からコーチングが始まった。ウオーミングアップはブラジル体操をやっていますと聞いたので、見せて頂いた。ブラジル体操とは、いわばダイナミックストレッチ。日本語では「動的ストレッチ」とも言う。股関節や肩甲骨を中心にリズムカルに行っていく。さすがに、昨年の栃木県ママさんチャンピオンチームである。
 本日のテーマは先に決まっていなかったので、私の方で進ませてもらった。まずは、ボール投げから始めた。ボールを投げることは、オーバーハンドのサーブやスパイクにつながる動作である。利き手の投げる腕と同じように反対側の腕の使い方(引き付け)の重要性を再認識して頂いた。次にサーブ練習に入った。4人一組で連続サーブを短い距離から正規の距離に伸ばしていった。打ち手の形の再確認、ボールの回転を止めるために手首を固定すること、重心移動でボールを飛ばすことなどのポイントを説明した。休憩を挟んでからは、9人制ならではのネットプレーの連続演習を全員行った。バックプレーヤーもこのネットプレーをアップ代わりに行うことで、バランス能力が高まる。最後にレシーブの基本ということで、スプリット・ステップのやり方を2種紹介した。レシーブに出だしの反応の悪い人にはお勧めのステップである。そういえば、先週の千葉県バレー協会主管で開催した日体協指導員講習会で専修大学の吉田先生が「スプリット・ステップの研究をバレーボール学会に出したい」ようなことを言っていた。
 9:30にコーチングを終え、自宅に着いたときは0:10であった。久しぶりの深夜帰りであったが、あすなろチームさんの笑顔で疲れは感じなかった。

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