2011年4月1日金曜日

4/1(金) さあ、4月、新年度のスタートだ

 4月1日はエイプリル・フール(April fool)ともいう。イギリスが発祥で、日本には江戸時代に中国を経由して伝わってきたという。日本語では「四月馬鹿」と言われる。「嘘をついてもよい日」となっている。そうであるならば、今回の天災は、嘘でした、みんな夢の中の出来事でしたよ、とならないものかな。毎朝、目覚めると、周りを見渡して現実に返る。夢でなかった・・・。                         テレビや新聞を見聞きして、気になる言葉がある。「がんばれ日本」「がんばれ東北」という励ましの表現が気になる。なんで、命令口調なんだろう。他人事のような口調なんだろう。被災を受けた地域が、自分の生まれ育った故郷であったなら、そんな言葉は出てこない。腹の底から出てくる言葉は、同じ仲間としての「がんばろう日本」「がんばろう東北」になる。                                                          明日の朝、茨城県結城市に行く。結城市を中心にソフトバレーを熱心に普及活動に従事している望月さんから声がかかり、ソフトバレー審判伝達講習会を開催する。市立体育館は、避難者指定所になっているので使用できない。しかし、協力者はいるもので、地元の県立高等学校の体育館を借りることができた。被災後、今までスポーツイベント関係をほとんど中止にしてきた。しかし、そろそろ元気な地域はスポーツ活動を再開した方がよいと考える。被災者の気持ちに寄り添って、いままで活動を自粛してきた。しかし、自粛もこのあたりで手足の縄をほどき、活動できるところはできる範囲で活動を再開し始めたらどうであろう。過度の自粛は気持の委縮になる。元気な人が多くなることが被災地、被災者への支援を続けることにつながると考える。日常生活に一日毎に、一人一人戻っていこう。そうしないと、東日本の経済も回っていかない。スポーツを日常生活に取り戻そう。                                                                                          

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