2011年6月12日日曜日

6/11(土) 私学高校の経営と教育と部活

 東洋高校には生徒の学習・生活環境を支援する外郭団体がある。卒業者で作る「同窓会」、現役父母で作る「父母の会(PTA)」、卒業した生徒の父母で作る「さいかち会」、そしてそれら3つの団体を統括する「後援会」、計4団体がある。
 私は、「さいかち会」では監査を、「後援会」では理事を務めている。活動は、2つの団体合わせて、月に1回程度なので、仕事をしながらでも、なんとか会議や事業に出席している。学校は電気量削減活動をしているので、6時半までには学校を出なければならない。この日は、来月の総会に向けての監査、準備、確認事項などを行い、その後、懇親会となった。
 この懇親会では、普段なかなか話を交わすことのない理事長、校長、教頭、事務長と話す機会ができる。私が話す内容は、いつも同じで、男子バレー部のこと。学校の魅力は偏差値の高さだけにあらず、男子バレー部の存在も学校の魅力であると、いつも強調する。ナベさんまたか、と煙たがられるのであるが、昨年の男子バレー日本一でますます学校の魅力が高まった事実は先生方の脳裏にしっかりと刻みこまれたようだ。東洋大学とは提携しているわけでもなんでもないが、その東洋大学は、駅伝日本一で、受験生が2年連続増加した。部活は、子供たちが学年を横断して協力して小さな社会を経験しながら成長していく活動である。各学年のクラスには、ほとんどバレー部員がいる。大会時にクラスの仲間の応援で声を張り上げ共感していくことは仲間意識(連帯感)の醸成においても大事な体験である。全国区で活躍する部活であればなおさらである。
 私学において、学習環境を整え、部活で連帯感を作ることは経営活動において重要な要素であると考えている。そして、学習効果を今以上に上げるには、教職員の資質を更に上げることが重要である。この夜もまた、そのような会話が教職員のトップと父母OB・OG達の間で交わされた。東洋高校は、部活も熱いが、教職員や外郭団体も熱い。
 さて、来週日曜日は、インターハイ東京都男女予選。レベルの高い東京都から僅か2チームしか代表になれない。当日は、私は大阪にソフトバレーボール・マスターリーダー養成講習会の講師で行っている。代表決定の現場にいないのは残念であるが、ここ3年、予選会に私が不在の方が勝率が良い。朗報を待とう。

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