2011年6月9日木曜日

6/7(火) 我がママさんバレーチームの練習

 毎週火曜日は、ソフトバレーの練習日である。ところが、この日の会社の夕方からの会議が、白熱して、定時を回ってしまい、自宅に帰宅して着替えの時間がなくなってしまった。練習会場に急いで行っても残り練習時間が30分しかない。そこで同じ火曜日に練習をやっている我がママさんバレーチームの練習会場に向かった。こちらだと、会場に着いての練習時間が1時間半まだあるので、ママさんに切り替えた。我がソフトバレークラブの会場は船橋市の最北端にあり、自宅からは車でも40分、電車でも40分かかる。千葉市の我がママさんチームの練習会場は、電車で15分のところにある。
 今週は、ママさん達には特別に、金曜日の練習と含めて週2回の指導となる。この日行った練習を紹介しよう。結構参考になると思う。
 一つは「状況判断のプレー」。まず、ママさんに3人でやらせたら、まったくできなかったので、レベルを下げて、2人1組で行わせた。一方の人がパスした後、すぐさま指サインを出して、たとえばグー・パーのパーを出したら、ボールをもらう人は「パー!」と大きな声を出してからオーバーハンド・パスを行うという約束練習である。グーが出されれば「グー!」と言って、アンダーハンド・パスを返す。これにチョキを入れて、平行パスなど加えていく。
 初心者は、ボールだけしか見ていないことが多い。多くの指導者は「ボールを良く見なさい」と言う。しかし、ゲーム時にはボールだけ見ていては中級レベルには進化していかない。目線の順序は、ボール→人→ボール→人である。ボールの次は、そのボールを扱おうとしている人を見なければいけない。更には、その次の人の動きまでも見なければ「状況判断」できない。2人1組ができてきたので、次に3人1組の三角形で同じことをやらせたが、これが、またできない。こういうときは、ボールをつかんで、まさにバスケットかラグビーのようにゆっくりやれば良い。バレーボールの難しさというのは、実に、この「ボールをつかんで状況を見て投げることは反則」と言うところにある。ボール以外の人や物を瞬時に見て判断してから、ボールをコントロールして仲間に優しく返し、ネット越しの相手には意地悪く返す、ということがバレーのゲームである。
 次に行ったのが、サーブレシーブ(reception)を敢えて、セッターにパスしないで、レシーバーの前方上にアンテナの高さで上げ、近くの人が2段トスをネット2m離して上げてサイドスパイカーに打たせる、というゲームライクな2段トスの練習である。多くの指導者は「難しいボールは上に上げておけばいいんだよ」と言う。しかし、上に上げる練習を普段からやっていないと、これは難しいスキルなのである。レシーブを前方にはね返すだけだったら、さほど難しくはない。しかし、自分の頭上に上げることは、ボールの下に腰を入れなければいけないので、練習しておかないとなかなかできない。コート内に実際9人入って、2段トスだけ上げてスパイカーにつなぐゲーム練習をやっておくと、実際のゲームのときスムーズにボールがつながる。今度の金曜日の練習試合でも、この計画的なサーブレシーブと2段トスとスパイクの連結練習を徹底的に行う。
 3つ目の「ラストボールを片腕で打って返す」のもあるのだが、疲れてきたので、本日はここまで。
 明日夜は、埼玉県三郷市の平均年齢が若いチームに初めてお邪魔する。「平均」という言葉は、含蓄ある言葉ではある。その意味は?明日、判明する。

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