2015年4月24日金曜日

20,April 2015 正月休み明けの練習始めに、選手達は・・・

この国の正月休みのために約1週間、ナショナルチームの練習を休みました。そして、今日が再集合の日でした。

果たして、選手達は朝の8時に時間通りに集まっているだろうか、集まっていないであろうか、期待と諦めと半々の気持ちでパスポートセンターの体育室に着きました。毎週、月、水、木の午前中は中距離走と自体重を使った筋トレのスケジュールです。

バイクで通って来ている2人が、8時5分前に到着しました。しかし、他の選手達は8時10分になっても誰も来ません。やっぱりダメか・・・。

そう思い始めていると、バイクで通ってきた1人が「監督、裏山でランニングしているかも知れません」と言ったので、体育館を囲っている塀を梯子で乗り越えて裏の砂山に降り立つと、選手達が10人ほど走っていました。

・・・良かった・・・と思ったのと、アシスタントコーチは、なぜこのことを私に連絡しないのか少し腹が立ちました。いつものことですが「コミュニケーションの欠如」です。携帯電話は選手もアシスタントコーチも全員持っています。中には、親御さんに買ってもらったのでしょうかアイフォン4やギャラクシーも持っています。それなのに連絡が下手なんですね。

私は、アシスタント・コーチに日頃からこう言っています。「君は、近い将来、ナショナルチームの監督になるのだから、簡単な英語ぐらい話せるように学習しておいてね」。

ところが、彼の英会話能力は一向に向上しません。例えば、彼がどこかに外出する場合”I'm busy”と彼は私に言います。私が知りたいのは、その次の「こういう目的で外出します」ということなのですが、それがないのです。選手達も何の連絡もなく休みます。

日本食レストランの店主に聞いた話ですが、この国の従業員も、連絡なしにある日突然辞めるケースがあるということです。

これを打開するには、私がこの国の言葉を話す以外ありません。という訳で、最近はこの国の言葉のクメール語を体育館に行く時間帯を使って学習しています。

毎日、私の人並みよりも少ない脳細胞は日本語、英語そしてクメール語を使い分けるだけで疲労困憊していると思います。従って、夜の9時になると脳細胞の活動は限界点に達し、お休みなさいと睡魔を催させます。

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