2015年4月11日土曜日

09,April   首相から激励のお言葉を頂く

カンボジアの首相のお名前は、Mr.フン・センと言います。

歳は先週誕生日が来ましたので、64歳です。驚くべきことは、彼は超長期政権を維持していることです。今年で、首相在任29年です。
(敷地内には大きな建物が3つほど並んでいます。カンボジア青年教育スポーツ省の大臣はじめオリンピック委員会、各連盟の役員が続々と集まってきました)


(官邸入口玄関)

(玄関には看板がありました。これは、来週火曜日から3日間この国の正月であるクメール正月が始まりますので、その飾りです。装飾は中国的です。今週末からプノンペンに出稼ぎに来ている地方の人達の大移動が始まります)


本日の午後に、首相官邸ともいうべきところに6月5日から開幕する東南アジアゲームに出場する選手団が招待され激励のお言葉を頂きました。首相官邸には入ったのは、これが初めてではなかったので、落ち着いて周りを見渡すことができました。建物は大きく、天井も高く、置物も高価そうなものばかりでした。
(席は、前列に省庁、連盟役員が座り、後列に選手団が据わります。私は、いつもネクタイを締めているせいでしょうか、なぜか役員席に案内されます)

(首相のお話は40分程度。その前の司会者の話が30分。司会者の話の長いのが気になったが、それがこの国のしきたりなのでしょう)

2時間ほどで激励会が終わり、帰る段となりました。そのまま帰ろうと思いましたが、選手団が乗ってきた6台のバスの後に私の専用車とか役員個人の乗用車が10台ほど連なって並んで我々を待っていました。先頭には白バイが8台ほどいます。
(敷地内には、恐らく国内最大ともいうべき駐車場があります。枠線の敷かれているのが見えます。この国の喫緊の課題は市内の駐車場の敷設です。市内の商店街には駐車場がほとんどないので店の前に横付けするしかありません。そのことが交通渋滞の原因になっています)

選手団一行の車列が、首相官邸を出ると、多くの警官が路上に出ていて我々のために交通規制を敷いていました。なんと、パレードのように信号機の赤も無視してプノンペンで代表的な寺院であるワット・プノン(プノン寺)の周りを一周してから独立記念塔までスイスイ走行しました。
(車はハザードランプを付けて走行しました。市内のほぼ中央にある独立記念塔まで来ると行列はおしまいになりました。良い経験でした)

この時ばかりは、規制されて止められている一般市民には申し訳なかったのですが、普段渋滞でイライラさせらていた不満も吹き飛びました。できれば、東南アジア大会でメダルを取って、このようなパレードをやっていただきたいものです。

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