2015年4月1日水曜日

31,March 2015 困ったときは基本に戻る

ナショナルチームのメンバーの入れ替えを行いました。

練習への参加率が良くない選手2名を外して、強化委員会から推薦の2名を再加入させました。落とされた選手には、私から一声もかけませんでした。練習への参加日数が極端に少ないと言われれば、彼らも納得せざるを得ないでしょう。それ以上に私からかける言葉はありません。私たちはプロなのですから。経緯と結果で評価されるのがプロであって、過去の勲章とか持っている能力では評価されません。発揮された能力で評価されます。
(技術のない選手ほど体幹を鍛える必要があります。基礎体力なくして技術は獲得できません)

チームスポーツには、協力・協同が必要です。そのためには、同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食べて、家族に近い環境で過ごすことが必要です。個人で抜きんでた能力を持っているから、練習は常に一緒でなくてよいとか、ベテラン(これは誤った和製英語で、この意味に近い英語はエキスパート)だから、練習量は若い人の半分で良いとかの理屈を私は認めません。
(体育室の裏側に良い砂地があったので、そこで週3回、1日8km走ることにしました。彼らは砂地の上でも普通の道路のようにスイスイ走れます。私は、脇で立っているだけですが、朝でも既に30度に達した気温の中ではそれでも暑さは堪えます。近くに薄ピンク色の蓮の花が咲いていました。それを見ることで少し暑さを忘れることにしました)

私が63歳だから、無理しないで体を気遣いながらやりなさいね、などと連盟役員は言ってくれません。プロの監督には、年齢は関係ありません。結果を出すか出さないかだけです。
(ランニングしている脇にある一般の住宅です。手前は最下層の人達の住居です。向こう側に建設中の家が見えます。レンガを積み重ねて作ります。地震のない国だからできる建築法です)

ナベさんは運が強い人だから、と言ってくれる人がいます。私は、運も実力の1つと思います。運を手繰り寄せられるだけの努力をすれば、運も掴めると思っています。

とにかく、最後の最後まで諦めなければ、バレーボールの神様は、僅かでもご褒美を下さると信じています。一番苦しい時が、一番チャンスが近づいている時と思っています。

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