2010年10月18日月曜日

10/17(日) 江戸川区バレーボール連盟訪問




 JR新小岩駅からバスに乗って15分ほどのところに江戸川区総合体育館がある。きょうは、そこで江戸川区バレーボール連盟の主要役員さんとバレー教室開催などの打ち合わせのために伺った。打ち合わせも1時間ほどで終了し、体育館で繰り広げられている区民家庭婦人大会の決勝戦を観戦した。ママさんとしては、かなりレベルの高いゲームをやっていた。2段トスを力強く打ちこなせるサイドアタッカーのいるチームは、やはり安定している。できれば、力強さのほかに、9人制ならではの、ネットプレー、リバウンドプレー、サイドのマーカーの幅一杯を使ったストレート攻撃があるともっと楽しめる。
 準優勝したチームから声をかけられ、アドバイスをお願いされた。そこで、「ラストボールの返し方の工夫」をアドバイスさせていただいた。「ラストボールを、相手のチャンスボールにしないこと。ラストボールも攻撃である。相手が取りにくいところや、ライン際のジャッジの判断の迷うところ、リズムを崩すために天井高く上げて返したり、アタッカーの前にポトンと落として助走距離を短くさせたり、前向きで返せるならばジャンプしないで片手でボールにカーブさせてのスパイク動作での返球など相手に余裕を与えない返し方を工夫すべき」とお話したが、かえって混乱させたかもしれない。一般的には、相手コートに後ろ向きで返す場合は、相手コートの真ん中のハーフの人に拾わせるように返し、相手コートに向いて返す場合は、コートのコーナー深く返すことの2つの返し方を練習しておけば良い。ラストボールの練習を時にはやっておくこともゲームでは大事である。後ろ向きのアンダーハンドのコントロール練習も、従ってやっておく必要性があるということだ。また、アンダーハンドの腕を振って遠くにボールを飛ばす練習も、ラストボールでは必要だ。このような練習は、意外とやられていないが、大事なスキルである。
 閉会式の後、一部の役員さんと夕食に出かけた。江戸川区連盟は連盟役員と家庭婦人の部の役員は非常に仲が良い。登録チーム数ではママさんチームが76チームと小・中学・高校合わせたチーム数とほぼ同数かややママさんが上回っている。夕食での話題は個人的な近況からイタリアでの男子バレー世界選手権大会、全日本ビーチバレーまで多彩だ。それもそのはず、江戸川区の小学生バレーは何度も日本一にもなっているし、中学も安田学園が日本一になっている。その子たちが東洋高校や共栄学園、文京学園、下北沢成徳に進学、更には関東一部の大学やVリーグに進み全日本に入る子もいる。先月引退した大山加奈さんもこの江戸川区のひまわりクラブという小学生バレーの出身だ。大山さんの妹がビーチバレーでだれそれと組むとか最新の情報まで知っている。そういえば、今日のママさんバレーの決勝で優勝したチームのバックセンターには春高バレーで優勝した東洋高校のエースのお母さんが華麗なプレーを披露していた。
 役員との夕食は、そのあと店を変えて二次会となったが、誰一人として帰る気配はない。それでも、明日は月曜日ということで、8時半にはお開きとさせていただいた。元気な役員さんたちであった。
(画像は、閉会式。決勝日に残ったママさんチームが整列。この日は全てストレートのゲームで、4時半には閉会式ができた。役員の方々、本当にお疲れさまでした。)

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