2014年7月10日木曜日

Wed.July 8,2014 練習は継続性が大事

平均年齢20歳で体力もある選手達だから、指導を受けての呑み込みは早い。
(さすがに男子である。サーブの筋トレを行った。上体の筋力だけでボールをネットを越して25m前方の壁まで当てるのであるが、ほとんど全員できる。次回はバスケットボールを投げさせようと思っている)

私には、日本語と現地語(クメール語)の通訳が派遣されているが、毎回通訳者が来るわけではない。2日に1回という割合である。選手たちは英語ができないが、白板に図解された練習のポイントを私の英語力で何とか理解しようとしている。

なぜ、こうする必要があるのか、というところを理解できるように説明するのが指導の言葉であるが、そこのところになると英語を理解できない彼らに正確に伝えるのは難しい。それでも、70%は伝わっているようだ。ここ1カ月で彼らも今までできなかったことが、できるようになってきたと実感しているようだ。

特に、ブロックの基本などしっかり指導されてこなかったようで、スパイク力(大学生並み)と比べたらブロック力(高校生並み)は落ちる。ブロックの動きは、ほとんど横に動く。短い距離、中距離でのステップの使い分け、ジャンプする直前の体の流れを押さえるためのブレーキの掛け方、爪先を相手コートに向けてのジャンプと細かい指導に彼らも「細かいな~」と驚いているのかもしれない。

私も、昨日から本格的な指導に入ったので、言うべきところはしっかりと妥協せずに言うようにした。例えば、床の上のボールをそのまま床の上に転がして置いておくことに対して「これはうっかり足で踏んで捻挫のもとになるから、ボールは拾って手に持ったり腕に抱えたり、ボール籠に入れておくこと」と注意をした。

実技でミスしても怒らない私であるが、こういう怪我や事故のもとになることに対しては大声で注意する。選手達も納得したのか、床の上にボールが置かれている情景はほとんどなくなった。

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